築35年、建坪わずか9坪という、狭さと老朽化が家族を悩ませる
通称「ジャングルジムの家」を劇的に大改造するという内容です
今回の匠は建築家の川口とし子さんです。
川口さんとは古い付き合いで依頼者宅にある桐タンスのリフォームを依頼されました。
ただきれいに修理するだけではなく、別の使い方が出来る家具に再生しました
リフォーム前

お盆が入る部分に着脱可能なドレッサーユニットを製作しました

ドレッサーユニットの製作


ドレッサーユニットの完成です

これをはめ込みます

完成です

一番下のお盆はトレーになります

ドレッサーユニットを外してお盆を入れれば
着物の収納が出来ます。
お盆は板盆タイプなので着物以外(例えばセーター、ブラウス、ハンドバッグなどなど)

引き出しの中には、使いやすい仕切りを作りました


収めたときの写真です

外枠の色は依頼された方が好きな紫色
金具も同色で合わせてあります
仕上げ方法は桐タンスでは一番一般的な砥の粉仕上げです
ただ砥の粉仕上げは、水に弱くシミになりやすいですが
今回は撥水加工を施して、水には強くなっています。
お手入れも簡単で雑巾の水拭きでも大丈夫です。
今回このタンスのリフォームは、2週間という非常に
短い期間で弊社で可能な技術を数多く取り入れました
ただきれいに直すだけではなく、これからのライフスタイルに
取り入れられるリフォームをめざしてがんばりたいと思います。
番組のスタッフの方々大変お世話になりました。
リフォーム担当
田中・小野