

上の2棹の桐たんすはお客様のご実家に有ったものです。
この桐たんすを現在住まわれているマンションに移すにあたって、
きれいにしたいというご依頼なのですが、
少々大きいということで、コンパクトに作り直しました。
特に右の桐たんすは洋服掛けになっていて、奥行きが60センチ近くあり
置く場所にも困ってしまう状況でした。


詳細の図面です。どちらのたんすも重なっている為、分けることが出来ます
これをこんな感じに組み直します。

右のたんすの中段部分は、大きいたんすをバラバラにして作り直します。
又、奥行きを小さく縮める作業も行います。

大型の機械で切断してます。

引出しは手ノコで切断です。

バラバラにした後、中段を制作しています。

右と左が逆ですがこんな感じです。

完成するとこんな感じです。
↓このたんすはバラバラにした
洋服たんすの扉を使って制作しました


お納めした時の写真です。
大きすぎてもてあましてしまう桐たんすも小さくすることで
ライフスタイルに調和した使い勝手の良いたんすに生まれ変わります。
先月の「未来シアター」の放映もあって、小さくしたいと言う依頼を
たくさん頂いております。お客様には長期に渡りお待ち頂きまして
大変申し訳なく思っておいります。
4月10日から4月16日まで東京スカイツリー ソラマチ5F 「すみだまち処」にて
桐たんす制作実演を行います。
