
↑この桐たんすは「夜具たんす」と言って、布団を収納するものです。今ではあまり見かけませんが昭和初期には多くありました。

↑奥行きが90センチ有りサイコロを二つ重ねた様なたんすです。
お客様が引っ越した先に置き場所が無いということで、小さくしたいとのご依頼です。

一度バラバラにして、部材を切り出し一から作り直します。

白っぽく見えるところは新しい材料です。

↑着色しオイルで仕上げて金具を取り付けました。

↑お納めした所です。
実は既存の家具に合わせて欲しいとのご依頼だったので、左の階段たんすに大きさ、金具の雰囲気、色を合わせました。
完璧に近い仕上がりだったと思います。
難しい仕事ですが、やりがいが有りとても楽しい仕事でした。
この様に大きな桐たんすを小さく作り替える仕事は、かなり多くのご依頼を頂いております。
他にも事例が多数有りますので、又の機会にブログに紹介します。
こちらにも小さくした事例があります。