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桐たんす職人

東京墨田区の桐たんす職人です。

”洗い”と”削り”

お客様からの問い合わせで

「洗いで直せますか?」と聞かれることがあります。

”削り直し”は削って直して ”洗い”は洗って直すと言うことですが

実際は洗って直すということは、まず行いません

と言うよりは、洗っては直せません。

では何故”洗い”ってあるのでしょう?

関西では洗って直すことがあるそうです。

関西の箪笥と関東の箪笥は、基本的に作り方が違うので

そうしたことが有るのでしょう。

私も過去に洗いで直したことは有りますが

製造されてから、1,2年でまだ新しい箪笥の

とのこを落とす作業として行っただけです。

ですので古い箪笥の場合は、洗っただけでは

多少汚れが落ちる程度です。


IMG_3012.jpg
この作業は洗浄作業です。

高圧洗浄機で桐たんすの内部の汚れをきれいにしています。

ですので”洗い”とは違う作業です。

この作業は、全てのタンスに行っています。

DSC08633.jpg
このようにカンナで削って直します。

削ったあと、とのこを塗ったり、バーナーで焼いたりと

いろいろな方法があります。

IMG_3136.jpg
IMG_3135.jpg

これは着色をして、オイルで仕上げたものです。

最近は、オイル仕上げを希望される方が多くなりました。

ウレタン塗装などでは、出すことが出来ない

しっとりとした艶が有ります。漆に近い光沢です。





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